京都府長岡京市の歯科・歯医者「おだに歯科クリニック」の症例ページです。

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抜歯時に併用する治療オプション「抜歯窩保存術(Ridge Preservation,Socket Preservation)」

抜歯の方法は様々です。

歯を抜いた穴の中に人工の骨移植材を入れ、ヘコみを少なくする「抜歯窩保存術」を併用することがあります。

50代 女性 前歯に違和感を感じる

前歯のかぶせものにすきまがあり、違和感も強いとのことで、かぶせものを外して診断することとなりました。

検査を進めると右の前歯に歯根破折を生じており、予後不良と診断されました。他の2本は保存可能となったため、ご相談の上で抜歯してブリッジ治療を行なっていくことになりました。

右の写真は治療用義歯となる仮歯が入った状態です。この仮歯をうまく用いることが、治療をより良い方向へと進めるための助けとなります。

治療用義歯 1.1万円(税込)/本

もしも抜歯後の凹みが大きくなると・・・

歯はこのように長くなり、見た目が悪くなるだけでなく、汚れの残りやすい環境ができ、周囲のお手入れが難しくなってしまいます。

抜歯窩保存術

周りの組織を痛めないように特殊器具を用いて抜歯し、抜歯窩保存術を行いました。具体的には、抜歯した穴の中をレーザーを用いて徹底的に膿を除去し、骨移植材を安定させるための吸収性の膜を設置した上で骨移植材を詰め込みました。そしてその上の部分をコラーゲンのスポンジで封鎖して血が溜まりやすくし、さらに仮歯を用いて中身が出てこないようにフタをしています。

抜歯窩保存術の費用:5.5~11万円(税込)

抜歯窩保存術は、抜歯する歯の感染の状態や、抜歯後の治療法により適応とならない場合がありますので、状況に応じてご相談させて頂きます。

抜歯後経過

術後抜歯した部位のヘコみは2ヶ月間ほとんど生じることなく、ここからブリッジ修復を進めていくことになりました。(写真はいずれも仮歯)

抜歯後4ヶ月後の仮歯を外した状態ですが、歯ぐきのヘコみは最小限となり、ボリュームが維持されております。

最終のかぶせもの

前歯のジルコニアを用いたかぶせもの 14.3〜17.6万円(税込)/本

<起こりうる問題>必ずしもご希望通りの見た目にならない事があります。根の問題が生じた場合、根管治療の必要性が生じる可能性があります。

最終のブリッジ装着後7ヶ月の状態です。歯ぐきとかぶせ物が調和し、変化なく安定しています。ヘコみが少なくなると、見た目が良いだけでなく、お手入れのしやすい環境を維持することができます。

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