歯ぐきがもともとあった位置から痩せてしまい、歯の根が見えている状態を「歯肉退縮」と言います。
「年々歯ぐきが痩せてきた気がする」「以前はこんなに歯は長くなかったのに・・・」と思われている方は注意が必要です。
「歯肉退縮部位をそのまま放置すると、たとえ口腔衛生状態が良くても長期的にはさらなる歯肉退縮が高い確率で生じる」ことは、過去の科学的データでも報告されています。
患者様は20代女性。歯ぐきが痩せてきただけでなく全体が非常に薄い状態でした。治療方針としては、痩せた歯ぐきを再生するだけでなく、歯ぐき全体の安定性向上のために厚みの改善を図り、将来的な歯肉退縮の再発も予防することとしました。

年代・性別 | 20代女性 |
主訴 | 歯茎がやせてきた |
治療内容 | 歯周外科処置(結合組織移植を併用した根面被覆術)を行い、露出した根の部分を覆うように処置を行いました。 |
費用 | 88,000~110,000円(税込) ※複数歯の場合2本目以降:55,000円(税込) ※エムドゲイン:22,000万円(税込) |
期間 | 術後約2ヶ月で通常ブラシを再開できます。その後は、定期的なメインテナンスが必要となります。 |
リスク・副作用 | 治療後、痛みや違和感、出血、腫れなどが出る事があります。喫煙者、糖尿病の患者様の場合、移植した組織が定着しにくいことがあります。 |

歯肉退縮に関しては、当院の歯周形成外科専門サイトや歯周外科症例のページにも記載しております。
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