
長年この状態で悩んでおられた患者様。笑う時は口元を手で隠しながら過ごしてこられました。改善はできないのでは?と、半ば諦めていたとのことでしたが、ご相談の上でセラミックの被せ物による修復を決断されました。

被せ物を外すと裏側に深い虫歯の問題があったため、できるだけ見た目を損ねないように注意しながら、歯周外科処置を用いて環境改善を図ることとしました。

歯冠長延長術
外科処置にかかった費用5.5万円(税込)
環境改善により、虫歯を除去した上で健全な根の部分を歯ぐきの上に露出させ、お手入れしやすい位置にかぶせ物の継ぎ目を設定することで、予後の向上を目指しました。
起こりうるリスク:治療後、痛みや違和感、出血、腫れなどが出る事があります。

術後表側の歯ぐきを維持しつつ、裏側の歯ぐきの環境が改善され、かぶせものの製作へと進みました。

治療終了時の状態です。
ジルコニアセラミッククラウン 16.5〜17.6万円(税込)/ 本
起こりうるリスク:強い衝撃が加わると、かぶせ物・つめものが欠けたり割れたりする可能性があります。必ずしもご希望通りの見た目にならない事があります。


治療終了後1.5年の状態です。周囲と調和し、変化なく良好に経過しております。
機能と見た目とお手入れのしやすさを兼備したかぶせものを製作することが、歯の長持ちと患者様のご満足つながると考え、当院では状況に合わせてさまざまなご提案を行なっていきます。
実際に当院にご来院されました患者様には、具体的な資料やご自身の状況に近い治療例を見て頂き、治療に関するご相談をさせて頂きます。