京都府長岡京市の歯科・歯医者「おだに歯科クリニック」のラバーダムの重要性を伝えるページです。

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「ラバーダム」ってご存知ですか?

唾液には無数の細菌が含まれており、治療中の歯に付着することで、虫歯の再発や根の感染を招きます。そのため、歯科治療はできるだけ清潔な環境で行う必要があります。

詰め物を装着する時や根の治療をする時は、絶えず唾液による汚染リスクが生じます。

また、お口の中は呼気(吐き出す息)により湿度90%を超え、例えるならば熱帯雨林の中で治療しているようなイメージになりますが、詰め物を装着する際の接着剤は水分に非常に弱く、湿度が上がると接着力が低下するという報告も多数あります。そこで登場するのが「ラバーダム防湿」です。

ラバーダム防湿は、上の写真のように治療を行う歯の周りをゴム製のシートで覆う処置で、唾液による汚染を防止することと治療する歯のまわりを室内の湿度にコントロールすることが可能となります。

医科領域の手術においてイラストのように綺麗な布で覆い、手術する部位のみを露出させるイメージと全く同じです。

根管治療を行う際はこのように1本の歯を露出させることが多いです。

虫歯の治療を行う際はこのように複数の歯を露出させることで術野(術者の作業スペース)を確保し、施術を行いやすくする効果もあります。

また、このような金属を除去する時、ラバーダムがあれば金属の体内への流入を防ぎ、身体にも非常に優しいです。

金属を除去したところですが、ラバーダムのおかげで金属片を飲み込むことなく金属を除去した状態です。

もう一つの選択肢「ZOO(ズー)」
APTホームページより引用

ラバーダムの金具が歯にかかりにくいなど、ラバーダム防湿が難しい条件下においては、Zooという吸引器を用いると、ラバーダム防湿とほぼ同等の効果が得られますので、そちらを選択させていただく場合もございます。Zooは写真のようにお口にホースを設置するタイプの吸引機となります。「お口の中がカラカラに乾燥するため、苦手」と言われる方もいらっしゃいますが、詰め物を装着する際に唾液が混入しないですし、予後は良好となります。

まとめ

ラバーダムとZooは条件によって向き・不向きもありますが、当院ではお口の環境に合わせて装置を選択し、汚染リスクや湿度のコントロールを行なっていきます。

当院は阪急京都線西山天王山駅徒歩2分、京都縦貫道長岡京インター目の前の立地のため、長岡京市、大山崎町、京都市、向日市、亀岡市、宇治市、城陽市、綾部市、福知山市、高槻市、島本町、枚方市、茨木市、大阪市その他、広域からの来院が可能となっております。

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