不幸にも歯を失って、ブリッジ修復を選択しなければならなくなった場合、歯の欠損部のへこみは改善した方が清掃しやすい環境になります。逆に歯ぐきがへこんだままブリッジを入れてしまうと、いびつな歯の形になり、見た目が悪くなるだけでなく、大変お手入れしにくい形態となってしまいます。お手入れのしやすさは歯を長持ちさせるためには必須条件です。

こちらの患者様は、歯ぐきのへこみを歯肉移植により改善した上で,ブリッジを作製することとしました。

歯ぐきのヘコみに対しては、歯ぐきが分厚いところから歯ぐきを移植し、ボリュームアップを図ります。そして、歯と歯ぐきの間のラインを整え、歯ブラシが当たりやすくなるように処置を行いました。
年代・性別 | 50代女性 |
主訴 | ブリッジ修復希望 |
治療内容 | 歯周外科処置(結合組織移植を併用した歯槽堤増大術)を行い、ヘコみの改善を図るように処置を行いました。 |
費用 | 13.2万円(税込) ※ブリッジの費用は別途 |
期間 | 組織が定着して安定するまで術後約2ヶ月 |
リスク・副作用 | 治療後、痛みや違和感、出血、腫れなどが出る事があります。喫煙者、糖尿病の患者様の場合、移植した組織が定着しにくいことがあります。 |

へこみの改善ができ、清掃しやすいブリッジ修復を行うことができました。

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