院長小谷はこれまで海外での様々な研修や学会に参加してきました。

こちらは2016年にアメリカのシアトル・サイエンス・ファンデーションにてカダバー（献体）実習に参加した時の写真です。こちらの施設は人体の解剖教育施設であり、実際に献体（死体解剖）を用いてインプラントの骨造成に必要なGBR（骨誘導再生法）やサイナスリフト（上顎洞挙上術）などの難症例に対する手術のトレーニングを行い、とても充実した研修を受けることができました。我々医療従事者は患者様のお身体を実験台にするようなことは当然のことながらあってはなりません。このような研修を受けることで人体のリスクを知り、より安全な医療がご提供できるように準備しております。

また、サイナスリフトにおける世界的権威であるDr.Wallaceからレクチャーを受けれたこともその後の私の臨床に大きな影響を及ぼしました。

こちらは2013年にボストンで開催されたPRD学会の時の写真です。この学会は3年に一度開催され、歯周病、補綴（かぶせやかみ合わせ）、インプラントの分野における世界中の著名な臨床家が集結するまさにオリンピックのような学会です。この時、私の師である佐々木猛先生が日本代表の演者として講演され、臨床（診療）に対するモチベーションが上がり、とても熱い気持ちになったことをついこの前のように記憶しております。

私は長年歯周治療・補綴治療・インプラント治療に携わってきましたが、できるだけ科学的根拠に基づいた安全・安心な治療法をアップデートし、ご提案できるように、今後も研鑽を積んで参ります。