歯科治療は「掛け算」と言われます。 歯科治療は虫歯治療から歯周病治療、根管治療、矯正治療、インプラント治療、口腔外科治療、かみ合わせ治療と多岐に渡りますが、お口の問題が複雑になればなるほど、それらを組み合わせて治療していく必要性が生じます。 歯を保存できなくなる理由には、虫歯、歯周病、根の炎症、歯根破折など複数のものが挙げられます。そのため、虫歯の治療が10 …
当院は過去に他院で行われたインプラント上部構造のやり変えもお受け致します。 こちらは40代男性の患者様で、過去にインプラント治療を行われており、上部構造(かぶせもの)が一部破損しておりましたので新しい上部構造に替えることになりました。インプラントの上部構造は、ネジかセメントで固定されておりますので、右の写真のように外すことができます。 天然の歯と同じく、まず …
インプラント治療は骨の中にチタン性のスクリューを入れ、スクリューを支えに歯を作っていく治療です。インプラントのチタンと骨は「オッセオインテグレーション」と言って骨と化学的に結合することが証明されています。 しかし、歯を失うと同時に不幸にも感染によって骨まで失ってしまった場合、あるいはもともと骨の量が少ない場合などにおいては、インプラントを入れることが難しくな …
奥歯3本の欠損に対してインプラント治療を行う場合は、 ❶2本のインプラントでブリッジ修復を行う ❷3本のインプラントでそれぞれ修復を行う この2パターンの選択肢があります。いずれも治療の流れは1本のインプラント治療と基本的に同じになります。 ❶2本のインプラントでブリッジ修復を行う場合 長所:3本のインプラントを使用する場合と比較すると、費用の削減に …
不幸にも前歯を失った時に、治療の選択肢としてブリッジとインプラントを検討することが多いです。けれど、「前歯は見えるところだし、インプラント治療はなんとなく抵抗がある」と思われる方も多いかと思います。今回は前歯のインプラント治療にフォーカスを当てていきます。 まず奥歯も前歯も共通してインプラント治療で考えなければならないことは、安定して治療結果が長持ちすること …
以前に歯科の豆知識「歯ぐきのお話」において、歯ぐきの重要性に関してご紹介しました。 かぶせものを入れるにあたって、長期的観点から考えると、歯の周りにはゴシゴシ磨ける頑丈な歯ぐきがあった方が有利になります。院長小谷が担当した治療例を通して解説させて頂きます。 症例1 こちらの患者様は、左下の奥歯にブリッジを予定しましたが、周りの歯ぐきが少なく、ほほの粘膜が歯と …
前歯を失うと、機能不全と審美不良を招き、患者様の生活の質を著しく低下させてしまいます。インプラント治療は前歯の欠損に対しても応用することができます。 〜前歯複数欠損に対するインプラント治療の計画〜 インプラントの治療費用に関しましては、埋め込みの本数、上部構造の材質や設計、ご予算などによりさまざまなご提案を提示することができます。 ●一次手術(埋め込み)料: …
イラストにて紹介させて頂きます。 こちらの患者様は虫歯により歯が劣化し、予後不良のために抜歯した60代の女性です。 かみ合わせのお力が強く、2本の欠損に対するブリッジ治療は設計的に歯への負担が大きくなることを話し合い、インプラント治療を行うこととなりました。CT検査、診断:1.1万円 一次オペ料:11万円(税込) ※同時に複数本埋入する場合は2本目以降 5 …