歯の本数が少なくなった場合は、将来のことを考えた治療計画が必要となります。 60代の男性 噛めない 長年歯科への通院ができておらず、ものが噛(か)めなくなってきたとのことで来院されました。歯が当たっているところは少なく、摂食障害により栄養も十分に摂れておらず、機能回復が必要な状況でした。 診査・診断と治療計画の考え方 患者様はインプラント治療をご希望でした …
天然の歯もインプラントの歯も周りに十分な歯ぐきがあることは歯の長持ちのために必須条件となります 50代 女性 入れ歯でなく固定式の歯で噛(か)みたい インプラント一次手術 患者様は失った歯の部分に入れ歯を入れておられましたが違和感が強く使えず、インプラントを用いた固定式の歯を作っていくことになりました。 インプラント治療にはさまざまな治療法がありますが、こち …
前歯の領域にもインプラントは用いることができます。 前歯の単独歯の欠損が生じた時、見た目の問題からも入れ歯の選択肢は選択されることが少ないです。では、ブリッジ治療とインプラント治療が選択肢に挙がりますが、患者様ごとに状況は異なるため、どちらの方法が適しているのか患者様と相談し、治療法を決めていくことになります。 40代 男性 かぶせものの歯の虫歯 こちらの患 …
感染した歯を長期間放置しておくと、周囲の骨が広範囲に失われます。 50代 男性 噛むと痛い 歯根破折に伴う抜歯 こちらの患者様は歯が割れていた状態で長期間そのままの状態だったことで、歯の周囲は大きな膿のかたまりができており、骨は初診時の時点で大きく吸収していることが確認できました。これ以上残しておくとしびれや骨髄炎などさらに大きな問題になる可能性があり、相談 …
天然の歯と同じく、インプラント周囲にも歯ぐきがないと長期的な安定は難しくなることが2019年の大阪大学の科学論文より証明されております。 60代 女性 インプラント周囲を歯ブラシすると痛くて磨けない こちらの患者様は、奥から2番目の歯に対して、初診時の時点で過去に他院にてインプラント治療を受けられていました。 ただ、周囲に黄色のラインまでしか歯ぐきが少なく、 …
歯を何らかの理由で失った時、その治療法としては「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」が一般的です。 それぞれの方法にメリットとデメリットがあり、どれも完璧というわけではありません。患者様ごとに状況は異なるため、どの方法が良いのかと患者様と相談し、治療法を決めていくことになります。 30代 女性 歯が割れて抜歯した こちらの患者様は、両サイドの歯がとても綺麗で …
抜いた歯の影響で大きく骨を失った人にも固定式の歯を作ることは可能です。 60代 男性 弱った歯の感染の影響で、抜歯後に大きな凹みを生じている症例です。 CT撮影 CT画像を見ると大きく骨が失われている状態でした。インプラントを用いた固定式の歯の修復を希望されましたが、このようなケースでは「骨を作る」という治療オプションが必要となることが多いです。 一次手術( …
割れた歯を放置すると、歯だけでなく骨を失うことにつながります。 40代 女性 骨造成を伴うインプラント症例 こちらの患者様は、神経のない歯にヒビが入ってしまい、長期間放置したことで感染により骨が吸収してしまっています。歯を残すことが難しく、残念ながら抜歯することになりました。 抜歯後 感染を起こした歯を無理に長期間置いておくと、抜歯後に骨と歯茎に大きな凹(へ …
当院は他院で行われた他メーカーのインプラント治療の引き継ぎもお受け致します。 40代男性 過去に左下奥歯にインプラント治療を進めていたが、ご多忙のため治療が途中で中断し、長期間放置してこられた症例 長期間上の歯には相手がいない状態が続いていたため、下に降りてきている状態で、下の歯を作るスペースがなくなっておりました。一般的に歯は相手の歯と噛もうとする習性があ …
抜歯の影響により、骨が少なくなってしまった場合は、通常のインプラント治療のみでは汚れの溜まり場が残り、長期安定が難しくなります。 40代 女性 左下の奥歯が歯根破折を生じてしまった症例 隣の歯を削ってブリッジ治療を行うことに難色を示され、インプラント治療を選択することになりました。歯の周囲の骨は感染によりすでに大きく吸収している状態でした。 抜歯後 抜歯後2 …