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歯周外科処置を用いたインプラント周囲の歯ぐきの再生

インプラント周囲の歯ぐきのお話

天然の歯と同じく、インプラント周囲にも歯ぐきがないと長期的な安定は難しくなることが2019年の大阪大学の科学論文より証明されております。

60代 女性 インプラント周囲を歯ブラシすると痛くて磨けない

こちらの患者様は、奥から2番目の歯に対して、初診時の時点で過去に他院にてインプラント治療を受けられていました。

ただ、周囲に黄色のラインまでしか歯ぐきが少なく、周りのほとんどが頬(ほほ)の粘膜の状態でした。そのため、歯ブラシをすると痛みが出やすい状態となっておりました。

歯ぐきの重要性は過去の記事でもその重要性を書かせて頂きましたので、気になる方は併せてお読みください。

過去の歯ぐきの記事はこちら>>>

この患者様はインプラント治療時に使用したと思われるピンが粘膜の中に残っており、そこを触ると特に痛みがあるとおっしゃっておりました。

さらに一番奥の歯は詰め物が外れ、歯ぐきの奥に虫歯が進んでおり、そのままでは通常の修復が難しい状況でした。

これらすべてを改善するには歯周外科処置が必要と判断致しました。

歯肉移植を伴う歯周外科処置
治療内容歯肉を増やすことを目的に遊離歯肉移植術、ピンの除去、歯肉縁下う蝕(歯ぐきの奥の虫歯)に対する処置 予約時間 90〜120分
費用13.2-16.5万円(税込)※かぶせものの費用は別途
期間かぶせものの型取りまで約4ヶ月
リスク・副作用治療後、痛みや違和感、出血、腫れなどが出る事があります。喫煙者、糖尿病の患者様の場合、移植した組織が定着しにくいことがあります。
手術後4ヶ月

歯ぐきの問題、虫歯の問題、ピンの問題すべてが解決され、ゴシゴシ磨いても大丈夫な環境が構築できましたので、最後にかぶせ治療を行いました。

治療終了時の状態
治療部位

ピンク印:治療した部位

術前・術後の比較

ご自身でしっかりとお手入れできることが、治療結果が長持ちする大前提になります。そして治療の終了はスタートです。ここから定期的なメインテナンスへと移行しました。

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