京都府長岡京市の歯科・歯医者「おだに歯科クリニック」の歯並びに関するページです。

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歯並びで歯の寿命は変わる!

皆様は「8020(ハチマルニマル)運動」ってご存知でしょうか?

8020運動とは、厚生省と日本歯科医師会が提唱した「80歳になっても20本以上自分の歯を残そう」という運動です。8020達成率は2016年の調査で51.2% (2人に1人)と報告されています。

8020達成率は半数を超えているものの、40%前後の国民は歯が少なくなり、まだまだ生活に支障が出ていらっしゃる方も少なくありません。では、どうすればさらに8020達成率を高めていくかというと、今後の鍵となるのは「かみ合わせ」だと考えられます。実は、8020達成者の内訳を見ると、正常咬合(かみ合わせが良い方)の達成者率は84.6%ときわめて高く、逆に不正咬合(かみ合わせの悪い方)は達成率が非常に低かったという調査データがあります。※8020達成者の咬合調査(竹内ら、歯科学報、2005)より

かみ合わせが悪いことを専門的には「不正咬合」と言いますが、不正咬合には次のイラストのようなさまざまなパターンの方がいらっしゃいます。

歯並びが良くないことの弊害は、まずは見た目の問題(審美性)だけでも、時として大きなコンプレックスにつながることがあります。そしてそれだけでなく、機能性の低下にも大きく関与していることが分かっております。

8020達成者のデータを紐解くと、

「出っ歯(上顎前突)」の場合は8020達成率15.4%

「受け口(反対咬合)や「オープンバイト(開咬)」の場合は、8020達成率がなんと 0%という結果になっております。

そして、総じて犬歯(3番目の歯)や奥歯の上下の関係が良好な方の割合が多かったということもわかりました。

前歯(特に犬歯)には奥歯を守るという大切な機能があり、その機能によって奥歯は負担が減ってトラブルにつながりにくいということが言われているのですが、その前歯がうまく機能していない場合は奥歯の負担が大きくなり、奥歯からやられていってしまうパターンが多いということが言えます。

また、「かむ」という機能は、物をすりつぶして栄養を摂るということ以外にも、脳を活性化させて認知症の予防にもつながることや、身体のバランスにもつながるため運動能力や肩こり、顎関節症などとの関係性も言われています。

生涯という長いスパンでお口と身体の健康を考えた時に、歯並びや噛み合わせを改善することで、生涯にわたってご自分の歯で食事を楽しめる可能性は高くなります。矯正治療のイメージはお子様の治療というイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、今はさまざまな技術革新によって矯正治療の適応症も広がり、お子様だけでなく成人矯正を行われる方の割合も増え、対象年齢も60代、70代と拡大してきました。もちろん改善できるなら自身の成長を利用できる子供のうちからの矯正治療がお勧めです。

コロナ渦において、マスク生活の口元が隠せる今のうちに矯正治療をしたいと考えられる方は増えてきております。

お口の健康を守り、人生を健康で豊かに。

おだに歯科クリニックでは、若くいつまでも健康的にお過ごしいただくためにも、患者様の健康のお役立ち情報の発信を継続していきたいと思います。

当院の矯正治療ページはこちら>>>

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